エイワの「人間力」は、
社員一人ひとりから
会社は個々の集合体である。
エイワの誇る「人間力」とは、紛れもなくエイワの社員一人一人が持つ「人間力」が会社としてにじみ出ているものだ。それは日々の業務に取り組む姿勢にも表れる。
基本の業務こそ大切に
できた地盤が会社を支える
日々どのようなお仕事をしていますか?
積み込み、荷下ろし、仕分けが日常業務です。広川リサイクルセンターの工場長として、経理にも携わっています。
入社してから苦労したことはありますか?
入社した初日から、テレビのコンテナ積みを任されました。画面は割れないように段ボールを張って、一台ずつ持ち上げて、隙間なく積んでいく作業です。スピードを重視しつつ、商品を壊さないよう慎重に作業するよう指示を受けました。コンテナの中に入って作業をしていたのですが、夏場だったのでサウナのように暑いんです。着ているシャツは汗で濡れて、搾ることができました。当時鍛えていなかった私にとって、力仕事というだけでも苦労しました。途中から先輩も一緒になって作業をしてくれましたね。今は積み込みも荷下ろしも重機とリフトを使うことがほとんどですが、苦労した分思い出があるので、手作業には手作業の良さもあったと思います。
もう一つ、金属の種類を覚えるのにも苦労しました。たくさん種類がある金属を覚えないことには仕分けができないので、先輩に聞いたり、仕分けする機会があれば積極的に担当しました。それぞれの金属が大体どのくらいの価値があるのかも覚えないといけなかったですし、様々に加工された金属も見分けないといけなかったので大変でしたね。結局全ての仕分けが問題なくできるようになるまでに半年ほどかかりました。今は仕分けも、一部は機械で対応しています。積み込み、荷下ろし、仕分けというのは毎日繰り返される業務ではありますが、だからこそ全ての仕事の土台でもあります。大切に取り組んでいきたいところです。
お客様あってこその仕事
気持ちのいい接客を
仕事をする上で意識していることは?
工場長になってから、接客は特に意識しています。お客様があっての仕事なので、「またスクラップを持ってこよう」と思って頂けるような、気持ちのいい対応を心がけています。私は今は広川で働いていますが、半年前までは久留米のリサイクルセンターにいました。今でも久留米のときのお客様が「井手君に会いに来た」と言って荷物を持ってきてくれることがあります。そういう関係が築けたことは嬉しいですね。